- 自動機械装置(製造・販売)
- 愛知県
5分程度の要点を押さえた教育動画!忙しい担当者に相性抜群だと思った
エリア | 愛知県 |
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業種 | 自動機械装置(製造・販売) |
会社名 | CKD株式会社 |
設立 | 昭和18年4月2日 |
HP | https://www.ckd.co.jp/ |
CKD株式会社様は、全国に5ヵ所の工場、39ヵ所の営業所を持ち、ヨーロッパ・北米・中南米、アジアにも多数の拠点を置いている自動機械装置・空気圧制御機器・流体制御機器などの製造・販売会社様です。近年は、東北や中国に新しい工場を建設し、生産力を高めつつ、よりグローバルに自社の製品を広める活動をしていらっしゃいます。
今回は弊社サービスについて、総務部 施設保全グループ グループリーダー 杉田 忠成 様にお話を伺いました。
日程調整や場所の手配、資料の作成…とにかく“集合研修の準備”に苦労していた
杉田 様:弊社は国内に5つの工場がありますが、本社の総務部施設部門が、それらの工場を取りまとめて、年に2回程度、廃棄物を含めた施設部門の集合研修を企画・開催していました。ただ、集合研修の準備は、参加者の日程調整や研修会場の手配、資料の作成など、とにかくやることが多い!他の業務もある中で、かなり準備に時間を取られており、また集合研修とはいえ各工場や遠隔地から稼働日に全員を集めることもできず、前々から「どうにかならないものか」と思っていました。
コロナの影響で集合研修の開催が不可能に
同じタイミングで、全国の“営業部門”にも廃棄物教育を行う必要が出てきた
杉田 様:そんな中、コロナの影響で集合研修の開催自体が難しくなってしまい、教育方法に悩んでいました。同じタイミングで、社内で「工場部門だけでなく、全国の営業部門にも廃棄物の教育をする必要があるのではないか?」という課題が浮かび上がってきました。ただ、コロナ禍で集合研修はできないし、そもそも営業部門向けの廃棄物教育はどのような内容でかつ効果的に進めればよいか…と悩んでいたところで、以前に電子マニフェスト導入でもお世話になったイーバリューの田中さんから動画教育サービス「Prime College®(プライム カレッジ)」の紹介がありました。
マイクロラーニングを取り入れたPrime College®
忙しい工場担当者や営業担当者に相性抜群だと思った
杉田 様:結論から言うと、「Prime College®で課題を解決できそうだ」と思いましたね。一番魅力的に感じたのは、1本あたりの動画の短さです。毎回5分程度でまとめられているので、忙しい工場担当者や営業担当者がスキマ時間など、自分の都合の良いタイミングで見られるのが良いと思いました。
また、コンテンツ自体も新人・初心者にも分かりやすそうな廃棄物関連の動画がたくさんありましたし、廃棄物のみでなく労働安全衛生法や消防法、PRTRや最新の法令情報など、環境全般に特化しているのもあり「使えるな」と思いました。最初は工場施設部門担当者や営業担当者への廃棄物についての教育を対象に考えていたのですが、安全関連の動画も多くあることを知り、各工場の安全衛生教育まで対象範囲を拡大しようと考えました。
(導入するにあたって躊躇することはありましたか?)
杉田 様:価格と、これから動画がどのように増えていくのかが懸念点ではありましたね。ですが、価格については、自部門・営業部門・安全管理部門等の関連部門にPrime College®を導入するメリットと併せて相談したところ、「リスク低減や集合研修を行う際の工数を考えれば安い。この価格だったらやろうよ」と言ってもらえて、導入が決まりました。また、動画数については、コンサルタントの田中さんから「基本的に月2、3本のペースで増えていきます」と言われたので、「それならいいな」と思いました。
(田中については、どのような印象をお持ちですか?)
杉田 様:こちらの要望を汲み取って、リアルタイムでしっかり応えてくれる方だと思いますね。Prime College®導入後の話なのですが、工場内で「廃棄物の自社運搬ルール」が課題にあがったことがありまして…。「自社運搬の動画があったら嬉しいです」とポロッと言ってみたら、翌月には作成され、配信されていたので驚きました。汎用的な内容だったので作りやすかった、というのもあるかと思いますが、こういうさり気ない一言をきちんと拾ってくれる方だと思いましたね。
数ある動画の中から、旬なテーマを選んで対象者へ配信。受講率は毎月100%
(現在はどのように使用していますか?)
杉田 様:現在は全社で30ID使用しており、各工場の廃棄物を取り扱う施設部門全員と、主要な営業部門担当、各工場の安全衛生担当を対象に幅広く使用しています。
せっかく導入したのだから、教育効果の高い使い方をしたいと思いまして…、Prime College®ではシステム内で自由にカスタムができるので、月ごとに、「配信対象者」と「見てほしいテーマ」を選んで、動画を配信しています。例えば、5月度は産業廃棄物知識のない新人や初心者に向けて基礎的な廃棄物処理法コンテンツを配信したり、9月度は社内で取り組みテーマとしてあがったPRTRやSDSの教育を配信したり…。あとは、社内で何か課題が出てきたときに、そのテーマを取り扱った動画を関連部門へ説明の際に使用したり、有効に活用しています。
(動画を配信された皆さんは、しっかり受講されていますか?)
杉田 様:はい、皆さんしっかり見てくれていますね。導入直後はこっちから「動画の確認をして欲しい」と催促していたんですが、今では何も言わなくても早い段階で皆さんが見てくれるようになりました。テーマを選んで配信しているのもあるんですが、やはり1本あたりの動画が短いので、業務で忙しい中でも自分の時間で見やすいんでしょうね。
WEBテストの受講履歴を「教育の記録」として管理。報告書作成の手間を軽減
杉田 様:また、Prime College®は動画を受講した皆さんにWEBテストも一緒に解いてもらうんですが、その受講履歴データを「教育の記録」として管理しています。今までは報告書を作っていたので、教育実施部門や受講者にとって、その作成工数の削減やペーパーレス化もできたのは嬉しかったですね。
教育面でも、それ以外でも、サポートしてほしい
(最後に、これからイーバリューに期待することを教えてください。)
杉田 様:社内では、今後世代交代が進んでくるので、「今の若い世代を次世代のリーダーとしてどう育成していくか」を重要な課題として取り組んでいます。そのためにも、今後もPrime College®をはじめとして、イーバリューさんには人材の育成・教育の面で協力してほしいと思っています。また、当社としては廃棄物以外の課題もたくさんあるので、コンサルティングの範囲をもっとSDGsや環境全般に広げてもらって、廃棄物以外の部分でもサポートしてほしいと考えています。
杉田 様、事例掲載にご協力いただき、ありがとうございました。
今後も、イーバリューはお客様の期待に向き合い、コンサルティングを通して全力でサポートいたします。