知識向上で、理想的な廃棄物処理の管理体制を構築
千葉県 / DIC株式会社
コンサルティング事例
エリア | 京都府(福知山工場) |
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業種 | 素材・機械・電力 |
会社名 | 株式会社神戸製鋼所 |
HP | https://www.kobelco.co.jp/ |
株式会社神戸製鋼所様は、1905年の創業以来、120年にわたって、鉄鋼アルミ・素形材・溶接の「素材系事業」、機械・エンジニアリング・建設機械の「機械系事業」、さらには「電力事業」の3つの事業領域を通じて、多様な社会課題解決に貢献してこられました。高度な技術力を活かし、自動車、建設、エネルギー分野など幅広い分野で事業を展開されています。環境負荷低減と高品質な生産体制を両立し、持続可能なものづくりに取り組まれています。今回は、福知山工場の環境管理を担当されている溶接事業部門 総務室 三谷 俊之 様に、弊社サービスの導入についてお話を伺いました。
▲株式会社神戸製鋼所 福知山工場 溶接事業部門 総務室 三谷 俊之 様
受講者全員のスケジュールを調整するのが非常に難しく、環境法令や廃棄物の分別ルールなどの教育を集合研修で実施するのは大きな負担になっていました。
また、研修の場所を確保する手間や、複数の監督者と連携しながら調整を進める時間もかかっていたため、もっと効率的な方法を探していました。
環境教育は定期的に実施したかったのですが、従来の集合研修は頻繁に実施するのが難しい状況でした。そこで、「短時間で学べるツールはないか」と探していたところ、イーバリューのPrime College を見つけました。
eラーニング自体は社内で活用していましたが、テキストベースのものや、パワーポイントを流すだけのものが多く、受講者の理解が進みにくいと感じていました。そんな中、5分程度の短い動画で分かりやすく学べるPrime College の仕組みが、自社の教育方針にぴったりだと感じました。
良いサービスだとは思いましたが、実際に受講者が受け入れてくれるのかどうかは、正直なところ不安がありました。
これまでの環境教育は、長年集合研修が基本だったので、「新しい教育スタイルが受け入れられるかどうか」「しっかり活用されるのか」 という点は懸念材料でした。
また、コスト面でも、対象者をどの範囲まで広げるのか、どのくらいの規模で運用するのが適切かを慎重に検討する必要がありました。導入したものの、活用されなければ意味がないので、その点をクリアすることが課題でした。
Prime College を検討する中で、特に魅力を感じたのは「動画の分かりやすさ」と「受講履歴の管理機能」でした。
従来の集合研修では、受講者の集中力が続かず、一度学んでもなかなか定着しないことが課題でした。しかし、Prime College なら 短時間の動画でポイントを押さえて学べるため、学習の効果が高いと感じました。
また、受講履歴を管理できるので、誰がどの動画を受講したのかを把握しやすく、学習の進捗をチェックできるのも大きなメリットでした。
教育を導入するには、当然上司の承認が必要でした。特に、「環境教育にどの程度のコストをかけるべきか」「費用対効果が見えにくいのではないか」 という部分は、社内でも慎重に議論されました。
そこで、上司には、全社としても環境対策は非常に重視しているテーマであり、適切な教育を確実に実施することは組織の方針にも合致することを伝え、説得しました。また、ただ導入するだけではなく、「必須動画の指定」や「受講履歴の確認・フォローアップ体制」など、確実に活用する仕組みを構築することで、具体的な運用イメージを持ってもらい、納得してもらいました。
現在は、月に30分程度の学習時間を確保する形で運用しています。以前は集合研修を半年に1回しか実施できませんでしたが、今は定期的に学習することで、知識がより定着しやすくなりました。
また、受講者のアンケートでも「法令の内容が分かりやすい」「自分のタイミングで学べるのが便利」といった好評の声が多く、効果を実感しています。
さらに、研修のスケジュール調整や場所の確保が不要になったことで、管理者側の負担も大幅に軽減されました。
三谷様、事例掲載にご協力いただき、ありがとうございました。
今後も、イーバリューはお客様の期待に向き合い、コンサルティングを通してサポートいたします。
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