【『安全配慮義務』とは】
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コラム
現場でよくある事故事例、今回はフォークリフトにまつわる事例をご紹介します。
フォークリフトを用いてドラム缶を搬送中、銅製のポールに激突し、運転手が横転したフォークリフトの下敷きになってしまった事例です。
この労働災害の原因は、次の通りです。
① フォークリフトでドラム缶を搬送する際に、専用のアタッチメントを装着していなかった
② 慣れない作業で、ドラム缶のバランスに注意するあまりスピードを出し過ぎてしまった
③ 構内を安全に走行する制限速度が定められていなかった
今回の労働災害では、専用のアタッチメントを使用せず搬送していたことが横転した大きな要因でした。
搬送中の落下を防ぐアタッチメントを、荷物の種類に合わせて使用する必要があります。専用アタッチメントを使用することで、荷物が固定されて安全に搬送することができます。
今回の労働災害では制限速度が定められていないことも要因の一つでした。
フォークリフトの運行経路を明示し、運行経路以外の走行禁止の徹底や、スピードの出し過ぎを防ぐために構内制限速度を設定し、構内に表示することも有効な対策です。
今回の労働災害は、フォークリフトの横転により運転手が死亡しています。このような労働災害が起きないためにも、次のような対策が求められます。
フォークリフトによる事故の対策
① 専用アタッチメントを使用した搬送
② 構内に制限速度の表示
フォークリフト使用中の事故は、労働災害の中でも件数が多い事故の一つです。今回は構内のポールとの激突ですが、作業者との衝突事故なども起きています。
事故防止のために、構内の移動だからといって気を抜かず、安全な搬送が求められます。
セミナーインストラクターとして、数々のセミナーを担当。オンラインセミナーの実施やeラーニングシステムを使った動画コンテンツの制作にも注力する。コンテンツの企画から講師までを一貫して手掛け、通年80回以上の講師実績を持つ。また、イーバリューの法令判断担当として、クライアントの法解釈に関する質問や相談に対応。対応件数は年間約1,000件に上る。法令知識だけでなく、省庁や管轄自治体等の行政への聞き取り調査も日常的に行っており、効果的な行政対応のノウハウを持つ。
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